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微笑みに殘る風の中

素直に彼の行為

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素直に彼の行為


レジ袋を2つとバッグ、小脇に花を抱えて坂道を上った。まだ夏が居残っているような朝だった。羽織っていた上着を脱ぐために立ち止まる。手にしていたレジ袋が1つ手元から滑ったらしい。
「荷物落ちましたよ」とすれ違った若い女性鑽石水
「まあーありがとうございます」と私、「お気を付けて……」と若い女性がにこやかに去った。
日曜日の夕方、井の頭線の明大前から渋谷に向う電車に乗った車内はそこそこ込み合っている。つり革につかまると、肩をぽんぽんと叩かれた。振り返ると40代位の男性が反対側の席を指差し、どうぞとポーズする。一瞬驚いたが回りは若者ばかり、素直に彼の行為を受けた。
自分では背筋を伸ばしているつもりだが、いつの間にか前かがみになっているのだろう。最近なぜかやさしい声を掛けられることも。人の好意は素直に感謝して受け入れることにしている。
渋谷からバスに乗るとシルバーシートに座ったお爺さん、不服そうな顔をして、ポケットからパスケースらしき物を出し、運転手に訴える鑽石能量水 騙局。「これはいつも使っている物ですよ」。運転手曰く「それは健康保険証ですよ」。乗る時に運転手にとがめられて、再度の挑戦だったのだろう。2人のやり取りに下を向いて笑いをこらえるのに往生した。
見る側は面白いが、我が家でも頑固と意固地のダブル同居が侵食し始めた。ここで折れては女がすたると意地を張ることも。傍で見ているとまるで夫婦漫才かも知れない。
グリム童話『ハーメルンの笛吹き男』で有名な町のぶらり旅をテレビで紹介していた。公園のベンチに座ったお婆さん、イヤリングにパールのネックレス姿、御年101歳とか。
75歳の息子が老人ホームに送って行く途中で一休みとだという。長生きのコツはと聞かれて「人生をかみしめることよ」とチャーミングに微笑だ。人生かみしめると味は何通りにも楽しめるのだろう。
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